サイエンス・マイスター育成プログラム2010年度試行授業実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







秋学期:

ウィンターセッションの体験学習(試行授業)

ウィンターセッションの体験学習(試行授業)が2月3日(木)の3・4時限目に12号館1階物理実験室及び17号館地下1階高度物性評価施設で実施されました。授業内容は、最初、ウィンターセッションの概要説明があり、その後、実験実習が行われました。
「身近なものを分析してみよう」という実験テーマのもと、参加学生は、2つのグループにわかれ、理学部化学科の岩岡教授、共同管理室の宮本室長、原木さん、大学院生の補助者(3名)と一緒に、核磁気共鳴装置(NMR)、低真空走査型電子顕微鏡(WET-SEM)、透過型電子顕微鏡(TEM)、走査型プローブ顕微鏡(SPM)の四つの分析装置を用いた分析実験を体験しました。中でもNMRとWET-SEMでは学生自らが分析を行いました。



NMRを用いた実験実習

NMRでは湿布などの消炎剤であるサリチル酸メチルや鎮痛剤のアスピリンなど近い構造をもつ有機物の構造解析を体験し、得られたスペクトルから解析を行いました。(学生S)



WET-SEMを用いた実験実習

WET-SEMでは生物観察や硬貨・鉛筆の芯などの成分分析をエネルギー分散型X線分析器(EDX)によって行いました。学生たちはアリの体表の毛に驚き、眼球構造に驚いていました。同時にSEMやEDXに触れてみることで、その原理を身を持って体験出来ました。(学生I)



TEMを用いた実験実習

共同管理室の宮本室長より透過型電子顕微鏡(TEM)を説明して頂きました。TEMの原理を解説して頂きながら、Si基板上に成膜された材料との界面の原子像や電子線回折像の観察を行いました。SEMよりもさらに微小領域の観察を体験する事が出来ました。(学生A)


SPMを用いた実験実習

デジタルカメラを解体し、使われていたCCD素子を走査型プローブ顕微鏡(SPM)用いて観察しました。学生はSPMのように物体表面をタッピングすることによって微小領域を観察する分析装置に触れることが出来ました。また、SPMに用いられるプローブの精密さやSPMの感度を体感しました。(学生T)。

今回の体験学習では「装置に触れ自分で操作することで、分析装置への理解が深まった(学生I)」、「教科書の中で見るような測定結果を自分たちが測定できることに驚いた(学生S)」などの声が聞かれました。
次回は、3月1・2日の企業見学会と、3月4・5日の日本科学未来館見学&東海大学山中湖セミナーハウスでの研修会が予定されています。

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東海大学
社会の多様な場で活躍するサイエンス・マイスター育成プログラムは 文部科学省の公募事業で
ある「理数学生応援プロジェクト」で 東海大学が平成22年度に採択された育成プログラムです。
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