2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







秋学期:

核磁気共鳴スペクトルを用いた分子の立体構造

概要


岩岡先生(理学部化学科・教授)による核磁気共鳴スペクトルを用いた分子の立体構造の講義が行われました。最初に核スピンや磁場を使ったNMR(核磁気共鳴)の原理を学び、その後NMRによって観測できる核種やNMRの歴史、条件と測定上の注意などを学びNMRのノウハウを教えていただきました。さらにNMRスペクトルを解析する手順の説明や演習問題を通してNMRスペクトルの解析の方法を学ばせていただきました。原理は難しいのですが大変わかりやすく説明していただきとても有意義な講義でした。


学生の感想


NMRが発見されたときにノーベル賞が関係してくるということはすごいことだと思いました。これらを見つけた人たちは偉大だと思いました。

(1年生、Mさん)



難しいところもあったがわかりやすい説明だった。電子スピンは1/2と−1/2だけなのに核スピンは3/2や5/2もあるのが面白いと思ったし、どういう意味なのかが気になった。

(1年生、Tさん)



電子スピンは上下だけだけど、核スピンは縦、横、斜めと色々な方向に向いているというのが面白かった。また、電荷と同じように磁場にも遮蔽があり、その考え方は電子と似たところがあるなと思った。化学シフトのシグナルを解析することでとなりに何個水素があるかなど、細かいところまで分かり、まさにパズル感覚で楽しかった。

(2年生、Sさん)



「オルト」「メタ」「パラ」という単語の意味や化学構造式の省略部分がわからず、課題に苦戦した。内容はパズルみたいでとても面白かったので、もう一度化学の復習をしてからまた問題に挑みたいと思った。

(3年生、Sさん)



NMR観測において、質量数が関係する(特に奇数、偶数)ことに驚きを感じた。解析にてH原子の数や化学シフトなどが必要であったこと、解析をするためにパズルのような感覚でいっていくとは思わなかった。ピークを探すのが難しく感じた。化合物の構造の同定には必要なことであるので原理や解析手順、方法等をよく学んでいきたいと思う。

(1年生、Iさん)

東海大学
社会の多様な場で活躍するサイエンス・マイスター育成プログラムは 文部科学省の公募事業で
ある「理数学生応援プロジェクト」で 東海大学が平成22年度に採択された育成プログラムです。
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