2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
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高度分析技術1(実習授業3:原理3)授業内容  12月16日

実験授業は、装置原理、実験、レポートから構成されます。受講生はA〜Cの3グループに分かれ、走査型電子顕微鏡(WET-SEM)、蛍光X線顕微鏡(XRF)、X線回折装置(XRD)の3種類の装置について学習します。

★Aグループ、X線回折装置(XRD)


講師:理学部 化学科 冨田恒之講師


Aグループ、X線回折装置(XRD)の1回目の講義は冨田恒之講師による、X線回折法を利用した材料分析について講義が行われました。物質がもつ結晶構造やX線の特徴、またX線の「回折」という現象について説明いただき、X線回折法による結晶構造解析の原理をより深く理解することができました。また、X線回折装置を扱う上でのX線に対する注意についても説明があり、次回の実習に活かせる講義内容でした。

学生の感想:Aグループ(XRD)


春セメスターの講義で面指数のことは学んでいたが、忘れかけていたので今回復習することができてよかったです。講義の初めにお話があった多結晶系の測定結果のグラフの見方もこれから学んでいけるといいと思いました。

(2年生:Tさん)



なぜX線を当てて試料が解析できるのかが分かりました。図を描いて、波の増幅と打消しを説明していただいたので、イメージしやすかったです。丁寧に説明していただけたので、X線回折の原理や装置の仕組み等がわかって、X線回折に興味が持てました。

(3年生:Sさん)



高校の物理で習うような知識が出てきてびっくりしました。高校の教科書をもう一度ひも解いて勉強してみたいと思いました。次回は是非、実物のX線回折装置を扱ってみたいです。

(1年生:H君)

★Bグループ、走査型電子顕微鏡(WET-SEM)


講師:工学部 光・画像工学科 室谷裕志教授


Bグループ、走査型電子顕微鏡(WET-SEM)の1回目の講義は室谷裕志教授よるSEMの構造と原理の講義が行われました。実際に装置を目の前にし、WET-SEMの特徴や他のSEMと異なる点、付属しているエネルギー分散型X線分析装置(EDX)の原理などの説明がありました。できること、できないこと(やってはいけないこと)、を聞いた後は、実際にフィラメントや試料室の中の検出器などを見ることにより、理解を深めました。

学生の感想:Bグループ(WET-SEM)


来週の実習で、一見同じ粉に見えるサンプルがどのように違って見えるのかとても楽しみです。一眼レフカメラでピントを合わせる技術はSEMでも役に立つというお話をサマーセッションの講義で聞いたので、その時の練習を思い出して次回の実習に臨みたいと思いました。

(3年生:Sさん)



人間の髪の毛や植物の細胞など具体的な例を挙げてくれたのでとても分かりやすかったです。SEMを使うことによってとても小さいものを何万倍にもできるのでとても興味を持つことができました。SEMについては少し理解できたと思います。

(1年生:S君)



原理や仕組みを知った上で、その実験中での音や臭いに敏感になることが重要であると感じました。倍率を上げるためには高度な技術が必要であると感じました。普段見られない世界を、電子を使って見るということに驚きを感じました。

(4年生:F君)

★Cグループ、蛍光X線顕微鏡(XRF)


講師:教養学部人間環境学科 自然環境課程 内田晴久教授


Cグループ、蛍光X線顕微鏡(XRF)の1回目の講義は内田晴久教授による、光学顕微鏡の原理と蛍光X線分析の原理及びそれを利用した元素分析ついて講義が行われました。光学顕微鏡を用いた光(可視光)の話から始まり、次いでX線について説明があり、最後に蛍光X線を利用した元素分析とその分析原理の説明をしていただきました。その後、XRFを実際に用いて元素分析のデモンストレーションを見せていただき、実際の分析と結果を見ることで、講義内容のより深い理解と元素分析の面白さについて学びました。

学生の感想:Cグループ(XRF)


講義を聞いてXRFでの分析がどのようなものなのかイメージできました。身近な例やX線に関する雑学もあり、とても面白い講義でした。次回の実習には原理をしっかりと理解して臨みたいと思います。

(3年生:A君)



光の波長について改めて学ぶことができました。X線検出器のX線検出方法は2つあり、エネルギー分散型と波長分散型で、どちらがどの試料に適しているかを考えられるようになりました。

(2年生:I君)



XRFのデモンストレーションで、偽物のダイヤが何からできているのかが、瞬時に何からできているかが分かり、凄いと感じた。

(2年生:S君)

東海大学
社会の多様な場で活躍するサイエンス・マイスター育成プログラムは 文部科学省の公募事業で
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