2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







秋学期:

ウィンターセッション科学体験学習2 事前ガイダンス  2月24日

ウィンターセッション事前ガイダンス


ウィンターセッションに行われる「科学体験学習2」の事前ガイダンスが2012年2月24日に実施されました。本授業の受講者は、サマーセッションに実施した「科学体験学習1」の受講学生が引き続き受講していました。ガイダンスでは、授業概要の説明や企業見学を行う企業の紹介を行いました。さらに2月18日、19日の「サイエンス・インカレ」で発表した内容の説明や感想も紹介しました。その後、3グループに分かれて有機微量分析装置(CHNコーダー)、電子線マイクロアナライザ (EPMA)、走査型X線光電子分光分析装置(XPS)等について見学を行ないました。


有機微量元素分析装置(CHNコーダー)


有機微量元素分析装置(CHNコーダー)の紹介では、原理の説明と共に実際に未知試料の測定を行いました。試料を測定して得られた三つの元素の含有率から学生同士相談し合い、未知試料の特定を行いました。希望した学生には測定に使用する試料の秤量も体験してもらいました。学生は担当者に積極的に質問を行うなど、とても熱意が感じられました。


EPMA


今回、ウィンターセッションの中で(株)島津製作所に見学に行くにあたり、EPMA(電子線マイクロアナライザ)を用いた分析実験を行いました。概要の説明として、「高度分析技術1」で使用したSEM(走査型電子顕微鏡)との違いから装置の特徴などを学び、実際にアクセサリーという身近な物を用いて分析しました。参加学生から様々な質問が飛び交い、島津製作所の見学前の事前学習としては、非常に有意義なものとなりました。


XPS


X線光電子分光装置(XPS)では、原理の説明と試料の測定を行いました。酸化シリコン(SiO2)の測定を行い、化学結合状態の結果をもとに、XPSの原理・特徴について学びました。今期のサイエンス・マイスター育成プログラムの授業では使用していなかった装置ということもあり、参加学生からは多くの質問がでるなど、とても積極的でした。


その他


電子線への磁場の影響や誘電コイルを用いた放電実験など、分析機器に利用される物理現象を簡単な理化学実験機器を用いて観察しました。授業では、実際に自ら手を動かして実験することにより、装置の原理等が理解し易くなりました。また、SEMやEPMA、TEMの電子銃フィラメントを実際に手に取り観察したことで、分析装置に用いられる部品の精密さに感銘を受けました。その他、分析に用いる周辺機器として電子天秤、自動精密切断機、カーボンコーターのデモ実験を受けた後、企業見学に伺う「アルバック・ファイ(株)」の分析装置が使われている映画「宇宙戦艦ヤマト」のESCA登場シーンを見てブースの講義は終了しました。


東海大学
社会の多様な場で活躍するサイエンス・マイスター育成プログラムは 文部科学省の公募事業で
ある「理数学生応援プロジェクト」で 東海大学が平成22年度に採択された育成プログラムです。
東海イズム