2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







秋学期:

高度科学技術入門 「分析装置 体験実習2」 6月5日

工学部原子力工学科 松村義人 教授


概要


本講義では、表面分析と構造分析について講義と実習を交えて3つのグループ(SEMグループ、NMRグループ、XRD・XRFグループ)に分かれて学習しました。各グループでは装置の原理や実際に研究でどのように使うのかを学び、その後に実際に装置を使って分析を行いました。講義の中では実際の研究事例や装置を使用した経験談など、普段あまり聞くことのできないお話を聞くことができました。講義と実習を同時に行うため、普段の講義よりも学生の理解度もより深まりました。






学生の感想


今回はNMRの原理だけではなく、NMRの操作についても学ぶことが出来、頭だけでなく、体で学ぶことが出来たので大変面白かった。またNMRの分かりやすい説明は理解することが出来たが、根本を理解することは出来なかったと思う。今回、私がNMRをさわり、操作したことは今後に繋がる貴重な経験になったと思う。これは積極的な姿勢を見せた結果であると思うので、これからもこの様な機会があったときには積極的に参加したいと思う。

(2年生:M君)



原理についてしっかり理解できたわけではないが、スペクトルを見てどの物質であるか特定できたときは嬉しかった。スペクトルの読み取り方は最初わからなかったけどなんとなくわかるようになった後では楽しいと感じた。もっと他の分子の構造を見てそれが何なのかを特定したくなった。

(1年生:S君)



今回のNMRって事で化学系でよく使うということで自分の学科では使うのかなって思いながら話を聞いていました。自分には原理とかスペクトルの見方とかとても難しく理解するのが難しかったです。もっと、高度科学入門でNMRを触れる機会があれば理解できるように頑張りたいです。

(1年生:S君)



SEMに比べてNMRは分析自体は派手ではなく、測定して出てきたH+のスペクトルを見るというものでしたが、何が存在しているのか、またスペクトルよりそのサンプルが一体何なのかを調べることができ、とても面白く、またすごいなと思いました。今回は使い方が主だったので、もう少し勉強したら仕組みを詳しく聞きたいです。

(1年生:Sさん)



光学顕微鏡を使う時は長時間の観察は目が疲れるが、電子顕微鏡は映像に近い形なので眼が疲れないのは観察が楽である。また、走査型電子顕微鏡に触れられたことは経験として有意義だと考えます。そして卒業研究には実験の観察とその分析も重要であると知れた。

(1年生:T君)



光学顕微鏡で1万円札を見て、その中に隠れている「ニホン」の文字を探すときは、1万円札そのものを自分の手で動かして見るけど、電子顕微鏡でアリや蚊を見たときは、コンピュータで位置を見て操作するので、SEMは見づらいなと感じました。あと、今まではSEMを渡されるプリントでしか見ていなかったけど、実際に見てみてライブ状態で見れることに驚きました。

(1年生:Aさん)



前回の講義で仕組みと測定原理がわかっていたため、実際に見て実感がわきました。あらかじめ知識として知っていたことでしたが、実際に見てみるとよくわかりやすいと感じました。また、卒業研究等における考察の考え方など、とてもためになりました。

(1年生:S君)



今まで何度かSEMに関しては講義を受けて知識は少なからずあったので、知識の整理という面ではとても充実した授業だったと思います。さらに実際に手で操作することもできたので100聞は1見にしかずということでよい経験だったと思いました。

(1年生:S君)



今回は、前回の講義で学んだSEMを今回は生で、自分の手で操作し、自分の目で見ることができた。理論とはまた別な意味で一番充実した授業だった。SEMの仕組・原理を理解した上で今回の講義を受けられたことは、とても運が良かった。操作マニュアルを理解し、資格を取れれば使わせてもらえそうなので、是非SEMを使わせて頂き、今まで当たり前に思っていた世界と違う世界を生で見てみたい。

(2年生:A君)



今回、蛍光X線顕微鏡やX線回折装置を見て、とても面白いと思いました。X線回折装置は以前来てくださったBRUKERさんのもので、他の装置が2時間かかることを1〜2分でやってしまうことに驚きました。この早さが技術の進歩を進めているのだと思うとすごいと思いました。

(2年生:Uさん)



立方晶の格子面と方向指数を図で説明するだけではなく羊羹を使ってそれを切ってミラー指数を出すのはとても面白く大変わかりやすい授業であった。またX線回折装置や蛍光X線顕微鏡もプリントでわかりやすく説明してくれてとても勉強になった。

(1年生:I君)



今回の授業では自学科の専門知識であるような、ミラー指数や方向指数などの話が多かったので理解しやすかった。X線回折装置の試料の形状などに制限があるかという質問をしたところ、粉末や薄膜がよいということがわかり、理解を深めることができたので良かった。

(1年生:I君)



ガラスは固体ではなく液体ということを初めて知った。羊羹を切るので(100)(200)は上手く切れるが(111)を切るのが難しかった。味はとてもおいしかった。何かを食べる授業というのが初めての体験だったので面白い内容だった。

(1年生:I君)



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