2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







秋学期:

高度科学技術入門 質量分析による生体分子の解析  6月12日

講師:糖鎖研究所 所長 鈴木明身 教授


講義では、質量分析(MS)とはどういうものかを分析原理や火星に送った生命探査船に質量分析装置が載せられていたなどの質量分析の歴史を交えながら解説してくださいました。その後、MSに使われているイオン化技術の一つであるノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんのMALD(マトリックス支援レーザーイオン化)などを説明してくださりました。MSの部品を実際に手に取って体感し、生体分子であるアミノ酸の一覧を見せて質量の違いによるライフサイエンスにおける質量分析の有用性をわかりやすく解説してくださいました。学生も積極的に質問をしたりしてとても熱心で実り多き講義になりました。




学生の感想

大学でこのような分野を学びたいと前から思っていたので、有意義で大変興味深かった。また、ノーベル賞を受賞された田中耕一さんがなぜノーベル賞を受賞出来たのかを知ることが出来て大変良かった。ライフサイエンスに深く根付いている質量分析をまた今回のような講義で学べたら、この分野は私にとっては難しいので、大変うれしい。

(2年生:M君)



科学技術を駆使した分析は化学実験に利用される事が主だと考えていましたが、ライフサイエンスの分野でも利用されているということは予想外でした。この質量分析の応用範囲が広いということにはても興味を持ちました。自分の化学分析に対する常識を超えるような新たな知識を学ぶことができたので、今回の講義を受講できて良かったです。

(4年生:A君)



あえてイオン化することで、電場や磁場の力を利用できることを初めて知った。イオンには普段の原子や分子とは違う振る舞いがあるだろうから、別の授業で出て来るのが少し楽しみになった。原子よりも複雑な構造を持つアミノ酸の解析が、中性子が数個違うだけの同位体を利用しているのには驚いた。その小さな差から色々わかるのは面白い。

(1年生:Hさん)



質量分析についてはほとんど知識がなかったので、実際の器具などを見たりすることが出来てとても勉強になったと思う。エレクトロスプレーイオン化に使う器具がとても細くてびっくりした。原子や分子から生じたイオンの精密な質量を測定することで物質を検出することはとても高度な技術だと思った。

(1年生:O君)



イオン化する方法は様々あり、マトリックス支援レーザー脱離イオン化によって分子量数十万のイオンの観察がわかるようになったので田中さんはすごいと思った。DNAも分析することができるので質量分析はとても重要なことだと思った。

(2年生:N君)



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社会の多様な場で活躍するサイエンス・マイスター育成プログラムは 文部科学省の公募事業で
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