2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







秋学期:

高度科学分析入門 XPS(ESCA)走査型X線光電子分光分析装置の紹介  6月26日

外部講師:アルバック・ファイ株式会社 眞田則男様 蔵重満久様


今回は、アルバック・ファイ株式会社より眞田則男様と蔵重満久様をお迎えして「走査型X線光電子分光分析装置(XPS=ESCA)」の講義をして頂きました。講義内容は「表面分析の世界の基礎」や「XPSの原理や特徴」を、身近な応用例や動画を交えながらイメージしやすい説明をして頂きました。また実際にXPSを操作する際のアドバイスなどをして頂き、学生だけではなくTAにも非常に勉強になる講義でした。さらに、講義終了後には眞田様に積極的に質問する学生が多く見られ、学生の熱意が感じられました。




学生の感想

XPSについてとても分りやすい説明で理解を深める事ができました。接着剤について、酸素の片方に2価の金属を使い接着していると聞きとても興味を持ちました。良い物を作るには分析は必要になる事が分りました。また、自分の知りたいものがどの分析法が正しいか判断する事が大切であると感じました。

(1年生:N君)



SEMは電子線を使うが、XPSはX線を使用して計測している、だがどちらの機械も試料表面から跳ね返った光電子や二次電子から距離や構造を読み取るものだと分りました。走査型X線光電子分光装置が宇宙戦艦ヤマトの映画に出ていたと知り驚きました。なので、一度映画を見たいと思いました。アルミホイルをXPSで調べた結果を見て、どちらが表か裏かなどの疑問から光沢面と非光沢面のどちらで物を包んだ方が良いのか、という疑問をすべて解決してしまいすごいと思いましたし、物を非光沢面に何故包んだ方がいいのかということがはじめて知りました。私も様々な物質の表面を見てその理由を調べたいと思いました。

(1年生:T君)



「表面」は単純に外側とふれている部分だけではなく、「分析装置で計測できる深さ」を指すのが私の中で新しい考えだった。しかも深さによって機能が違うのが面白かった。工業的利用法もSEMなどと一緒で材料の性質を調べるため、問題が起きたら原因究明するために使っている、という話は聞いたけれど材料に手を加えて(イオンスパッタリングなど)分析という話は初めて聞いた。他の分析機器でも材料を工夫して測定することはあるだろうし、どんな工夫をしているか気になった。

(1年生:Fさん)



表面分析という分析方法があるということを初めて知ったので、どの話も新鮮な気持ちで聞くことができました。表面分析で元素を分析することにより多くのことを調べられるということには驚きました。表面分析をすることにより多くのことがわかるということは、それだけ表面には多くの情報があると考えられます。今回の講義により、表面分析について理解することができたので受講できて良かったです。

(3年生:A君)



今回、XPSという走査型X線光電子分析装置について講義であったが、レベルの高い話であり、自分には理解し難かった。東海大を卒業するまでには今回の話が完璧に分かるように勉強していきたいと思った。わざわざ来てもらって講義をして頂いているのに申し訳ないです。

(1年生:U君)



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