2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







秋学期:

「課題分析実験1」 2日目  8月7日

講師:理学部化学科 冨田恒之 講師


今回の実験では、「高度分析技術2」で学んだ熱重量測定装置(TG-DTA)を用いてシュウ酸カルシウムと石膏の分析を行いました。装置はとても静かで、操作開始のボタンをクリックしてパソコンの画面上に表示されている図を見ると、温度が上がっており、機器が実際に動いていることを実感しました。測定後はExcelにてデータ解析を行い、図にまとめ最終日の発表に備えました。





学生の感想

TG-DTAの分析の結果から分子量を求めると、きれいに何の分子が反応したかが分かったので、TG-DTAにとても興味を持った。精秤をして、量り取るときに少量の粉で大きく変動してしまったので、もっと技術が必要だと思った。

(2年生:S君)



試料の作り方で結果が変わってくるので、とても精密さが要求される授業だと感じました。今回、昇温時間が早かった為、ピークが分かりづらいところがあったのが残念でした。

(2年生:M君)



薬品や器具の扱い方、位置から学ばせて頂き、有難うございました。グラフの細かい作り方、微量な測定に細かい配慮(振動に対するもの等)を教えて頂き、ためになりました。失敗も含め身近に体験できて良かったです。

(2年生:Hさん)



実際に実験を行って分かる苦労を知った。例えば、試料作製時の乳鉢による粉砕・混合はとても苦労した。また、実験を行う前に事前に考えておかなければならない事、結果や試料の特徴などを知ることができた。またMSワードの使い方やMSエクセルによるグラフ作成のコツやテクニックなども学ぶことが出来て良かった。

(3年生:K君)



データの量が多く、装置での測定が終わってからのまとめの作業が大変だった。エクセルの操作にもより慣れることができたし、今後、役立つ技術を数多く学ぶことができた。とても勉強になった実習であった。

(2年生:O君)



原理は簡単であったが、結果の解釈がとても難しかった。しかし、解説されると良く分かるので、解釈には、勉強がもっと必要であり、また経験も必要だと感じた。

(3年生:S君)



エクセルの使い方を分からなかったので、とても勉強になりました。データをまとめ、編集するためには、とても大事だということが分かった。試料を装置に入れるのが緊張しました。1回目は恐らく、自分のせいでちゃんとしたデータが得られなかったが、2回目はちゃんと測定できて良かった。

(2年生:Sさん)



今まで電子天秤での精秤は、試料の重さを量るだけで、0.0rまでぴったり合わせるように精秤したことがなかったので、最初に凄く時間が掛かってしまった。機械の昇温速度によってピークが変わるので、そこをどれくらいに設定するか決定するのが大変だと思った。昇温速度を色々変えて測定してみたい。データの読み取りも考えることが色々あったが、あまりできていなかった。もっと深く考えて色々な原因を考えてはいけないと思った。

(3年生:Tさん)



正確かつ精密に重量を量り取る事が今までなかったので、そこが一番難しかった。実際にTG-DTAで測定してみることで測定条件の設定が大切なのだと分かった。

(3年生:K君)



シュウ酸ナトリウム水和物の分析の1回目を失敗してしまいましたが、そのおかげで試料が電気炉部分に当たってしまうと測定が出来ない事が分かりました。また、2回目が上手くいったので、比較もできて良かったです。石膏の方は、授業とは違う結果になり、考察することが出来ました。

(3年生:Tさん)



実験を通じて学んだことは、実験は実験後のデータ整理もとても重要な作業であり、データを読み取る力が実験において必要な力の一つであることを学ぶことが出来ました。今回の実験では、学生実験のような通常実験ではなかなか体験できない重要なものでした。この実験で学んだことを今後にも役立てていきたいです。

(2年生:Sさん)



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