2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







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高度分析技術1(実習授業1:実習)授業内容  10月26日

実習授業は、装置原理、実習、ディスカッションから構成されます。受講生はA〜Cの3グループに分かれ、走査型電子顕微鏡(WET-SEM)、蛍光X線分析装置(XRF)、X線回折装置(XRD)の3種類の装置について学習します。
実習日の今回は、担当講師および装置オペレータの大学院生から指導を受けながら、試料作製方法や操作方法を実習しました。

A班 走査型電子顕微鏡(WET-SEM)


講師:教養学部人間環境学科 小栗和也 准教授


走査型電子顕微鏡を使用し、小栗先生指導の下、実際に未知試料4種類の分析を行いました。
観察するにあたって、学生には試料台の作製から焦点合わせまで自分達の手でSEMを操作してもらいました。学生達は不慣れながらも一生懸命にそれらの作業に取り組んでおりました。とくにSEM像の非点収差のキャリブレーションには時間がかかりましたが、参加した学生全員がそれをできるようになりました。

B班 X線回折装置(XRD)


講師:工学部原子力工学科  松村義人 教授


X線回折装置を使用し、松村先生指導の下、実際に未知試料4種類の分析を行いました。 測定の準備から、実際の装置オペレートまで学生自ら行いました。みんな真剣な表情で授業に取り組みました。特に実際に分析装置を動かすことは、普段はなかなか経験出来ないので、みんなで協力しながら楽しそうに貴重な時間を堪能していました。

C班 蛍光X線分析装置(XRF)


講師:工学部原子力工学科  松村義人 教授


蛍光X線分析装置を使用し、松村先生指導の下、実際に未知試料4種類の分析を行いました。
班内でさらに4つのグループに別れてもらい、それぞれ1つずつ試料を分担しました。試料準備から試料台への取り付け、分析まで受講生たちの手で行いました。高価な装置を実際に動かすということで緊張も見られました。時間はかかりましたが、無事に全ての試料を分析し、次回のディスカッションに備えることができました。

学生の感想


いままでは先生やTAが操作してその様子をただ見るだけだったので、自らの手で行えた事はよい経験になった。試料を作製する際に、よごれやキズがつかないように注意を払うことが意外と神経を使うので大変だった。

2年生:S君(WET-SEM)



普段はSEMの内部を見ることはできないので、今回実際に見ることができてよかった。自分でSEMを操作してみて非点収差を取り除く作業が細かくて難しかった。

2年生:N君(WET-SEM)



今回の講義でX線回折装置の使用方法を一通り学べた。今後は一人でも扱えるよう、勉強したいと思った。また、装置を使う上では十分注意したいと感じた。スペクトルの見方がまだよくわからないので、次回の講義ではわかるようにしたい。

2年生:S君(XRD)



実際に試料作りから装置の使い方を体験したが、試料を平らに伸ばすのが難しいと感じた。装置の取り扱いでは、集中力と慎重さが必要だとわかった。実際に装置の扱いを見たり触れたりすることで、より深い理解ができたと思う。

2年生:A君(XRD)



東海大学
社会の多様な場で活躍するサイエンス・マイスター育成プログラムは 文部科学省の公募事業で
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