2011年度サイエンス・マイスター副専攻春学期授業「高度科学技術入門」、「科学体験学習1」実施報告

サイエンス・マイスター育成プログラム
「サイエンス・マイスター副専攻」

2013年度実施授業
春学期:







秋学期:

高度分析技術1 バイオミメティクス 1月18日

講師:(独)物質・材料研究機構 細田奈麻絵 先生


外部講師として(独)物質・材料研究機構より細田様をお迎えして、バイオミメティクスについて講義をして頂きました。バイオミメティクスとは生物の構造や機能から着想を得て、優れた部分を模倣することで、ものづくりに活かそうとする研究です。生物が進化の過程で手にした優れた機能を人工的に再現することで、より高い性能や新技術の開発に応用が可能であることを学びました。そして、機能の再現のためには詳細な分析や、生物学に限らない広い分野の知識が必要であるとお話を頂きました。講義内では数多くの実例を挙げていただき、植物の葉の疎水性、親水性によるセルフクリーニング効果や、魚の水の抵抗を受けづらい形状などに学生たちは高い関心を寄せていました。


学生の感想


自然界のものをそのまま応用して、人が使うものに役立てることはたまに聞くことだが、昆虫などの特性も活かされていることに驚いた。人間が高度な技術を用いないと作れないようなものを何億年も前から備えているものもおり、まだ他にも使える技術があると非常に期待ができると思った。

(2年生:F君)



動物や植物の優れている機能をたくさん知ることができて面白かったです。その中で、サカダチゴミムシダマシという虫は水がほとんどない砂漠で海風の湿った風から水を作り出す機能を持っているので、もしもこの機能が誰にでも使えるような小型の製品になれば災害時に水を作ることができ便利になると思いました。

(1年生:T君)



動植物を分析し、その構造の持つ特性を応用することによって技術を生み出すというプロセスにとても興味を持ちました。技術を確立するためのアプローチ、アイデアを長年かけて進化した生物から得るというのは合理的に感じました。

(3年生:T君)



車のフロントガラスの撥水加工などの身近なところにも、バイオミメティクスによる技術が応用されていることを知って意外だった。生物の特性を工学に活かすことに興味がわいた。

(1年生:I君)



東海大学
社会の多様な場で活躍するサイエンス・マイスター育成プログラムは 文部科学省の公募事業で
ある「理数学生応援プロジェクト」で 東海大学が平成22年度に採択された育成プログラムです。
東海イズム