サイエンス海外研修 ハワイからのリポート

サイエンス海外研修 ハワイからのリポート 6日目  9月13日

■日時:2013年9月13日(金)
■場所:国立天文台ハワイ観測所―すばる望遠鏡



「国立天文台ハワイ観測所―すばる望遠鏡研修」

【研修概要】

研修最終日となる6日目はハワイ島マウナケア山頂地域にある国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡ならびに、ケック望遠鏡と山頂尾根巡りを行いました すばる望遠鏡はマウナケア山頂標高4200 mの近く、標高約4140mの高地にあります。研修団は4輪駆動車2台に分乗し、マウナケア山頂に行きました。途中、標高2800mのオニヅカビジターセンターで昼食を兼ねた高地順応のための休憩をとりました。山頂ではすばる望遠鏡のドーム内部を観測所職員の長谷川アンドリューさんと嘉数悠子博士からご説明頂き、また近隣のケック望遠鏡をはじめとする様々な最先端の天文観測施設について比田井先生からご説明を頂きました。


        オニヅカビジターセンター              山頂の様々な天文観測施設

参加学生の感想


すばる望遠鏡の3年に一度のメンテナンスを行っているときに特別の御配慮を得て見学に行くことが出来、通常の見学コースでは見ることはできない真空蒸着用容器が見られるなど、とても貴重な体験をすることができ感動しました。ハワイ観測所の方々は丁寧に質問に答えてくださったので、色々なことを質問することができ、多くの知識を得ることができました。

(3年生:S君)


      熱心に説明を聞く研修生                様々なメンテナンス設備

登頂するまでの間に外の景色がどんどん変わっていくのが見え、ハワイ島が11の気候帯という多様な気候を持つとことを感じることができました。山頂の気温はホテル周辺の気温と全く違い驚きました。すばる望遠鏡内では一つ一つの装置のスケールが大きく、これらの装置を運搬した建設時の苦労を想像できました。

(4年生:Tさん)


         すばる望遠鏡本体             すばる望遠鏡ドーム前での記念撮影

ハワイ島での研修を終えて


ハワイ島では火山と天文学を中心に研修を行いました。ハワイ島は活火山の島で、キラウエア火山の吹き上げる噴煙を目の当たりにし、今もなお続いている火山活動を実感することができ、ハワイ島に住む人たちの火山との共生や歴史を知る研修となりました。国立天文台ハワイ観測所の研修では「すばる望遠鏡」を間近に見ることができ、研修生全員がそのスケールの大きさや緻密な技術に強い関心を持ち、興味深く多くの質問をしていました。慣れない高地での研修のため一部体調が悪くなった研修生もいましたが、ハワイ観測所の皆様に万全の態勢でご対応頂き、全員が無事に研修を実施することができました。また大規模なメンテナンスで多忙の中、大変丁寧にご案内頂き、研修生からの質問にも詳しくお答え頂きました。この場を借りて深く御礼申し上げます。

現地担当教員 理学部講師 冨田恒之

東海大学
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